軟骨の役割について

2月に入りまだ寒い日が続いていますね。
仙台ひざ関節症クリニックの菅野です!
仙台では雪が積もるとなかなか溶けにくく、通勤や通学も大変です⛄

私たちは膝のおかげで立ったり、座ったり、歩いたりなど様々な姿勢や動作をすることができます。
また、膝は私たちの体重を支え、日常の動作において地面から足への衝撃を吸収しています。

膝が滑らかに動くのは軟骨のおかげです。
骨同士が接する面は軟骨でおおわれています。
関節を覆う軟骨は硝子軟骨といい厚さが2~4㎜ほどです。
軟骨は少数の軟骨細胞とコラーゲンなどの気質に囲まれた組織で、曲げや圧力にも耐えることができます。
この軟骨がクッションの役割をして観察の動きを滑らかに動かしてくれています!!

ケガや過度の負荷、加齢などで関節の軟骨が一度損傷してしまうと自然に修復しないだけでなく、周囲の軟骨組織の変性・破壊が進み軟骨や骨が変形していき、変形性関節症へと進行してしまいます。
そのため、できるだけ早い時期に軟骨を修復することが重要となります。

当院で行っている培養幹細胞治療は患者様の脂肪にそもそも存在する幹細胞を用いた治療法です。
幹細胞には特定の細胞に変身する能力があります。例えば、骨細胞や軟骨細胞、血管をつくる細胞に変身することができるのです!
ご自身の幹細胞を膝に入れることにより幹細胞が軟骨に似た組織に成り代わってくれ変形性膝関節症の進行スピードを遅らせる効果が期待できます。
また、痛みを長期的に改善でき、生活のしやすさも変わってきます。

ご興味がある方はぜひ当院にお問い合わせください^^