ご自分でできる対処法?

皆様こんにちは!仙台ひざ関節症クリニック看護師の安藤です!

全国では梅雨入りした地域もあり、仙台もまだまだ肌寒い日が続いていますね☔
雨が続くと外出は億劫になりますし、寒い日はお膝の痛みが強くなると仰る方も多いです。
そこで、今回はご自身やご自宅でもできることをいくつかお伝えしたいと思います?

【1,温熱療法】
変形性膝関節症で慢性的な痛みが続いている場合、患部を温める温熱療法が有効です。血行を良くして筋肉や靭帯の硬さをほぐすことで、消炎・鎮痛を図ります。病院での治療であれば赤外線やレーザー、ホットパックによる治療が一般的ですが、ご自宅でしたら、湯船にゆっくりと浸かったり、温かいタオルを巻いたりするなどするのも十分効果的です。
※炎症が起きている場合は冷やした方が有効ですので、腫れたり熱をもったりしている場合はアイスノンや氷嚢で冷やしましょう!

【2,マッサージ】
マッサージをすることで血液循環が良くなり、痛みの軽減が期待できます。ただ、痛む膝を直接マッサージするのは悪化の原因になるため控えましょう。効果的なのは、太ももを優しく揉むようにするマッサージです。

【3,サポーター】
歩くだけでもお膝には体重の約2倍の衝撃がかかると言われています。また、階段の昇降は約3倍・走った際には約5倍もの負担がかかっています。サポーターで膝を固定することで、関節にかかる負担を軽減することができ、痛みや炎症を抑えることが期待できます。

【4,体重コントロール】
体重が増えるほどそれを支えるお膝にも負担がかかってきます。体重が1㎏減るだけで、お膝への負担は、歩く時で-3㎏、階段の上りで-5㎏、階段の下りで-7㎏と言われています。標準体型の方であればそこまで意識されなくても大丈夫ですが、健康診断などで体重を指摘されたことがある人や最近体重が増えてきた人は要注意です。お膝の痛みがあるとなかなか運動が難しいので適切な食事を心掛けましょう??

【5,リハビリ】
膝を鍛えることで改善することが認められています。特に太もも前側の大腿四頭筋(だいたいしとうきん)は、膝関節への負担を軽減することのできる中心的な筋肉で、鍛えればそれだけ膝をサポートできるので、痛みも生じにくくなるでしょう。その他にも曲げ伸ばしがしやすくなったり、お膝が安定したり、バランスが良くなったり、姿勢が良くなったりということも期待できます。
具体的はリハビリの仕方は当院のYouTubeチャンネルに載っています。ぜひ、参考にしてみてください?

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